「歯育て健診」について

長崎市では、歯科医院での専門的ケアを含んだう蝕(むし歯)を予防する習慣を定着するため、1歳6カ月から3歳5カ月までの間に協力歯科医院において1回無料で歯科健診とフッ化物塗布を受ける事ができる「歯育て健診受診票」を1歳6カ月児健診の時に配布しています。 お子様のお口の健康の為、ぜひ、「歯育て健診」を受けましょう。

「歯育て健診」とは
  • 内容: 歯の健診、フッ化物塗布(無料)
「歯育て健診」を受けるには
  1. 以下の「歯育て健診」協力医名簿の中から歯科医院を選びます。
  2. 歯科医院を決めて電話で予約をします。「歯育て健診の予約です」と言ってください。
  3. 歯科医院に受診される際に、「歯育て健診受診票」を出してください。
平成29年度歯育て健診協力医名簿を参照してください。

市外で1歳6カ月児健診を受けて転入された該当年齢の方(1歳6カ月児から3歳5カ月児)に、こども健康課、または、行政センターで「歯育て健診受診票」を配布しています。 また、「歯育て健診受診票」をなくされた方は、再発行できる場合もありますので、市口腔保健支援センターにご相談ください。

「ママの歯っぴいチェック」(妊産婦歯科健診)について

ママの歯っぴいチェック

昔から「子どもを産むたびに歯を1本失う」といわれていますが、これは赤ちゃんのせいではありません。 妊産婦の時期に歯周病やむし歯が進みやすいからです。 だから、専門家のチェックとアドバイスが必要なのです。あなただけでなく、お子様のためにも「ママの歯っぴいチェック」を受けましょう!

  • 対象者と受診回数:長崎市内在住の「妊婦※1」および「産婦※2」 でそれぞれ各1回 ※1: 母子健康手帳の交付を受けたかた ※2: 産後1年以内のかた
  • 内容:歯科健診、歯科保健指導、専門家による歯の清掃
  • 受診方法:以下の協力歯科医院へ直接電話でお申し込みください。 ※申込みの際は「ママの歯っぴいチェック(無料の妊産婦歯科健診)の予約です。」と言ってください。
  • 自己負担: 無料 (受診の際は、母子健康手帳をご持参ください。)
お子様同伴で健診を受けられる場合は、歯科医院での保育サポート(子どもの預かり)を利用できます。就学前までのお子様が対象です。保育サポート(子どもの預かり)は、受診される歯科医院待合室で行います。保育サポート(無料)を希望される方は、受診日の1週間前までに「ママの歯っぴいチェック(無料の妊産婦歯科健診)の託児の予約です。」と「長崎市口腔保健支援センター(健康づくり課内)」へお申し込みください。



むし歯予防教室(要予約


長崎市はこどものむし歯が多いまちです。むし歯を予防して、なんでも噛める元気な長崎っ子を育てましょう!

他の都市との比較

長崎市の3歳児が持っているむし歯の平均本数は、全国の同規模の都市(保健所を持っている92都市)の中でワースト10位です。 (平成24年度の調査結果)

(政令市・特別区)ワースト10
幼児むし歯の2つの問題
  1. 1歳6カ月児でむし歯を持つこどもは3.1パーセントしかいませんが、2年後の3歳児では24.パーセントに増加します。(図2)この増加を止めることが必要です。
  2. 長崎市全体では、3歳児が持っているむし歯の平均本数は0.9本ですが(図5参照)、むし歯を持つこどもは約24.6パーセントですから、そのこども達は平均で3.6本のむし歯を持っていることになります。3歳児でのこの健康格差を是正することが必要です(下表参照)。

図2 むし歯を持つこどもの増加 (3.1パーセント→ 24.6パーセント)

むし歯をもつこどもの増加グラフ

3歳児の健康格差 (平成24年度)
75.4パーセント むし歯 0
24.6パーセント 平均3.6本のむし歯あり
むし歯の予防

むし歯は予防できる病気です。

むし歯予防のまとめ
セルフケアー (家庭や学校 ・幼稚園などで自分達ができること) プロフェッショナルケアー (専門家にたのむこと)
  • 甘い食品の制限(清涼飲料水)
  • ブラッシング
  • フッ化物の利用(フッ化物洗口、フッ化物入り歯磨剤、フッ化物スプレー )
  • 定期健診(口腔内疾患の確認、ブラッシングのチェック)
  • むし歯予防処置(フッ化物塗布、シーラント)
  • 歯石除去
プロフェッショナルケアーの効果について(研究事業「すくすく健診」の結果)

長崎市において、平成11年度の1歳6カ月児歯科健診受診者を対象に、長崎大学歯学部、長崎市歯科医師会、長崎県歯科衛生士会長崎支部と協力し、「すくすく健診」を実施しました。 この「すくすく健診」では、長崎市内の45の協力歯科医院で希望者に対し、2年間継続的な歯科予防管理(健診・フッ化物塗布・歯科保健指導)を行いました。 1歳6か月児歯科健診受診者のうち64.5パーセントのかたが「すくすく健診」に参加された結果、2年後の13年度の3歳児健診では、長崎市全体のむし歯が少なくりました(図3参照)。 なお、「すくすく健診」の費用は45の歯科医院の無償のボランティアで賄われました。 以下に長崎大学歯学部の川崎浩二先生がまとめた結果の一部を紹介します。明らかに、「すくすく健診」により幼児のむし歯は予防されています(図2、図3参照)。 この研究事業をもとに、「歯育て健診」が始まりました。

図3 図4



3歳児のむし歯の推移と長崎市で実施されている歯科保健事業
3歳児のむし歯の推移と長崎市で実施されている歯科保健事業
図5
長崎市口腔保健支援センター(健康づくり課内)
095-829-1436